かのこ環境大学の施設をご紹介しいたいと思います。
■教室(学食)
授業は7、8名で実施しています。以前は和室でしたが、出入りしやすいように土間にしました。奥には薪ストーブや、展示物が配置してあります。
■急傾斜の樹林地と畑
土地購入時は、全ての木が後方部の木のように大きい状態でしたが、伐採更新を実施して中腹部の低くて丸い樹形で安定した樹林地にしました。手前の畑には、サトイモやキュウリ、ハーブなどが育っています。
山も青々としてきていて、畑にはスイスチャードやネギが花をつけています。
■畑
樹林地から見た畑です。季節や年毎に、様々なお野菜を楽しく育てています。全て、無農薬栽培で、マルチもビニールではなくて雑草を活用しています。
■お井戸さま
購入時に井戸屋さんにお願いして、清掃やポンプの取り付けをしてもらいました。動物たちの飲み水や、馬の洗い場、野菜を洗ったり、木々のための散水など様々ことに利用しています。
地元の方のお話では、昔は氷屋さんがこちらの井戸にお水を汲みにくるほどに良い井戸だということです。本当に、ここでの暮らしは、お井戸さまのお陰でとても感謝しています。
■ビオトープ(5月)
季節ごとに異なる景色を作り出してくれるビオトープは、魚類、両生類はもちろん昆虫、哺乳類などの野生動物や植物にとっても、よりどころとなっています。井戸で野菜などを洗った水がこちらへ、流れてきて溜まる仕組みです。ビオトープの周りの植物は日本の野草です。
■馬場
馬場には砂が敷いてあります。馬が運動した後は、次回の運動のために砂をならす作業は必須です。そうすることで、次回安全に運動ができますし、雨が降った時にも一箇所に水が溜まったりすることなどを防ぎます。一つの作業にも様々な意味があります。
■ヤギの家とニワトリの家
左がヤギの家、右の建物が鶏の家です。後ろは、岩盤の地層が見えています。冬でも熱が蓄熱されて感あり暖かいようです。
とっても良いママのヤギのコメちゃんのお話もご紹介したいです。
■小さな果樹園
キンカン、ミカン、カキノキはもともとこちらで大きく育っておりましたが、伐採更新して収穫しやすい高さで、育てています。そのほかに、モモ、アーモンド、ユズ、レモン類、デコポン、リンゴやクヌギを植えて、元気に育っています。
無農薬で収穫する果樹たちです。果樹には、馬のボロ(馬糞)やヤギとニワトリたちの堆肥が大活躍しています。
果樹の剪定については、神奈川トラスト緑財団さんやNHKさんにも取り上げていただき、ご紹介していただきました。動画をまとめたページもありますので、よかったらご覧ください。
最後までお読みいただいてありがとうございます。